「ユーザー車検」を受ける際の、検査場での検査の流れや、検査の内容についてご説明します。
車検証記載の内容から変更や改造が行われていないか確認します。
自動車の外観(車体・灯火類など)に問題がないか確認します。
自動車のボンネットを開けて、車検証や申請書類の記載内容と、車両が同一であるか確認します。
前輪タイヤの横滑り量で直進安定性の確認をします。
実際の速度と、速度表示機器との誤差の確認をします。
ヘッドライトの光量、光軸が、基準値内であるかの確認をします。
前輪、後輪、及び駐車ブレーキの制動力の確認をします。
排出ガスのCO(一酸化炭素)と、HC(炭化水素)の濃度の確認をします。
(ディーゼル車はこの排気ガス検査は行わず、別途ディーゼル車専用の排気ガス検査を行います。)
記録器に自動車検査票を挿入し、(1)~(5)の検査結果を記録します。
車両下部の不具合(かじ取り装置・オイル漏れなど)の確認をします。
記録器に自動車検査票を挿入し、(7)の検査結果を記録します。
全ての検査が終了しましたら、検査コース出口の総合判定所に書類一式を提出します。
検査の総合判定が行なわれ、問題がなければ自動車検査票の右下「審査結果通知欄」に押印がなされます。
軽自動車検査協会のホームページの「受検方法の動画による解説」で、詳しく丁寧に解説されています。